130725地中熱

ブログの記載が遅れ気味と言うか、お出かけに行き過ぎで
昨日も野反湖とかに行ったけど、今日の記事は先週行った
「社会の中で、社会のために。AIST産総研」の地質標本館特別講演会から。
たま~に行く、地質標本館特別講演会。特別が付いているのでぺんちゃんみたいな一般人
向けの内容なんだけど、今回は
笹田政克さんの『地中熱利用の現状と展望』と言うお話。
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地質標本館の館長さんによる開催の挨拶。研究者向けでは無いのでNG用語(専門用語など)が多いためか緊張している様子。そのうち、現場で石掘ってた方がラク!とか言い出すんじゃないかと言うくらい、ガチガチ状態。
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で、講演会がスタート。話の内容を超省略すると
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深さ100メートルの地中では、その地域の年平均気温と同じぐらいの熱が常時存在している。
いつも15度の熱がある状態だから気温が30度の時・0度の時にこの温度差を有効活用して
使用するエネルギー量を減らそう!と言うもの。年間を通じて同じ温度なので、
「冬暖かく、夏涼しい」。まぁ、確かにそうだし、エアコンだけで冷暖房するより地球からの補助があった方が環境にも良いと思う。
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でもコストが問題。北海道などでは10年程度で元がとれるらしいけど現状での電気代・燃料代をどのくらい使っているかにもよるので一概に言えないとのこと。
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スカイツリーやIKEAなどでも使われているけど、北海道の消防署で流行っているとのこと。
あと、雪国では融雪装置にも使っている所があるらしい。
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詳しくは、相談して!だそうです。この人の自宅にも地中熱を使った冷暖房を入れているって。
あと高いから補助金のもらい忘れに注意!
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この日入場者が100万人を突破した、地質標本館でも特集展示で地熱を取り上げてた。
ぺんちゃんが遠足で行ったことがある、八丁原地熱発電所とかも書かれてた。で、係員さんに
「優秀な温泉地には地熱発電所があるけど、草津温泉に無いのはナゼ?」と聞いてみたら
地元自治体が反対してるんだって。有名ではあるけど優秀では無いかも?と思っていたら意外な回答。それと・・・九州電力は地熱発電に熱心だけど東京電力は・・・との補足。たぶん、九州電力は燃料代が掛からずに安定供給できる発電方法が好きなのか、新しいもの好きなのか、のどちらかだと思う。海上保安庁の潮流発電とかでも九州電力は登場するし、風力・太陽光みたいに自然に左右されるエネルギーに比べて安定して燃料が要らないから。
※くみ上げた熱水は発電などでエネルギーを取ったあと地中に戻してリサイクル。
九州だと、この他にホテルなどが自家消費用に地熱発電してたりと温泉の活用度も草津と根本的に違うっぽい。いや別に、草津の「く」の字もパネル展示には無いんだけどね
(そもそも、地熱の活用をしてないからパネルで紹介する事柄が無い)。
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ジオパーク、増えすぎ・・・。そのうち、全都道府県にできるじゃないかと・・・。
この恐竜さんは「ジオくん」じゃないってば!!!(ジオくんは子供の恐竜の方)
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地質標本館に登場した新しい剥ぎ取り標本。断層の境目がクッキリ。地震のたびに差が大きくなっているようで、そのうち山になるんじゃないか?と聞いたら実際に山になった所もあるとのこと。一体、何回の大地震で山になったんだろ?きっと気の長い話だよね。
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こちらは、堆積した土砂を取った時の様子だって。係の人の説明だと急斜面になっている所は地震の際に揺れやすい。深い所は液状化などしやすい。直線上の所は断層だって。
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(写真は、「091103県立千葉中央博物館」から)
房総沖にある、妙に深い切れ込みは何?って係員さんに聞いたら、個人的には
フォッサマグナの糸静線と対になる柏崎千葉構造線の一部ではないか?とのこと。
そこから、大地の傾きの話になって大地の傾きによる変化より河川の浸食の方が早いから
地質図上で川が横断している区間があったり、川が回り込んでいたりすることがあるので想像力の目で見ると違った発見があっておもしろいとのことでした。
※この部分の展示については、茨城県立自然博物館でジオ・トラベル in いばらき
-5億年の大地をめぐる旅-
(2013年10月12日(土)~2014年1月19日(日))として展示されるとのことです。

今回分から
「技術を、社会へ。AIST 産総研」→「社会の中で、社会のために。AIST産総研」
に変更しました。特に意味はないけどね。
「お客様に安心を 地域に新たな輝きを」ぐらい有名じゃないし。